美味しい水の見極め
2024/08/01
水は私たちの生活に欠かせない存在です。
毎日当たり前のように口にしている水、本当に美味しい水を選ぶことはできているのでしょうか?
水には味があり、その美味しさは硬度やミネラルバランス、採水地などによって大きく変わってきます。今回は、美味しい水の見極め方についてお話をしていきます。
◆ 硬度で選ぶ
硬度とは、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を表す指標になります。
硬度が高い水を「硬水」、低い水を「軟水」と呼びます。
硬水:ミネラル豊富でしっかりとした味わいです。
カルシウムやマグネシウムが豊富なので、苦味やえぐ味を感じることがあります。
軟水: まろやかで飲みやすい味わい。
ミネラルが少ないため、癖がなくどんな料理にも合わせやすい。
一般的に、日本人は軟水の味に慣れているため、硬水は苦手と感じる人も多いようです。しかし、硬水にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、健康効果が期待できます。硬水に慣れていない場合は、最初は炭酸水などで徐々に硬度を上げていくのもおすすめです。
◆ミネラルバランスで選ぶ
ミネラルバランスとは、水に含まれる様々なミネラルの量と種類を表します。カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラルは、それぞれ体に異なる作用をもたらします。
カルシウム: 骨や歯の形成を助ける。
マグネシウム: 筋肉や神経の働きを調整する。
ナトリウム: 体内の水分量を調整する。
カリウム: 血圧を調整する。
自分の体調や目的に合わせて、必要なミネラルが豊富に含まれた水を選ぶのも良いでしょう。
もちろん微量ではありますが、日々の積み重ねがとても大切になります。
◆採水地で選ぶ
採水地とは、水を採取した場所です。同じ硬度やミネラルバランスの水でも、採水地によって味が異なることがあります。これは、地質や環境によって水に溶け込むミネラルの種類や量が変わるためです。
富士山麓: 軟水でまろやかな味わい。
日本アルプス: 硬水でしっかりとした味わい。
九州: ミネラル豊富な中硬水。
色々な地域の採水地の水を試して、自分の好みを見つけるのも楽しいですね。
◆飲み方を変える
水は、温度やグラスによっても味が変わると言われています。
冷やす: 冷やすと、甘みを感じにくくなり、苦味が強調されます。
常温にする: 常温に戻すと、甘みを感じやすくなります。
口当たりが良いグラスを使う: 口当たりの良いグラスを使うと、水の味がより感じやすくなります。
色々な温度やグラスで試して、自分が一番美味しいと感じる飲み方を見つけてみてください。
まとめ
美味しい水は、自分の好みや体調に合わせて選ぶことが大切です。
今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひ色々な水を試してみてください。
実際に自身の味覚の変化を感じたり、体調によっても味わいは変わってきます!
さらに美味しく水を飲むためのポイント
水道水は、カルキ臭や雑味が気になる場合は、浄水器を通して飲むと良いでしょう
ペットボトルの水は、開封後は早めに飲むようにしましょう。
水は常温で保存するのがおすすめです。
美味しい水を毎日飲んで、健康的な生活を送りましょう!
私たちはこれからも皆様の日々の生活に美味しいお水をお届けしていきます!