もしものときに困らないために。家庭で考えておきたい「水の備蓄」
2026/10/01

2026年7月28日、熊本県で大きな地震が発生しました。令和8年熊本地震では、熊本県宇城市や八代郡氷川町で最大震度7を観測し、改めて地震などの災害への備えについて考える機会となりました。
災害が起こったとき、まず心配になるのが電気やガス、そして水道などのライフラインです。特に水は、飲み水としてだけでなく、食事の準備や簡単な洗浄などにも必要となるため、日頃から備えておきたいものの一つです。
一般的に、災害時の飲料水は1人1日3L程度が目安とされています。最低でも3日分、できれば1週間分を備蓄しておくと安心です。例えば4人家族なら、3日分で36L、1週間分なら84Lが一つの目安になります。
「そんなにたくさんの水を置く場所がない」と感じる方もいるかもしれません。そこでおすすめなのが、普段から使う水を少し多めに購入し、使った分だけ買い足していく「ローリングストック」です。特別な防災用品を大量に保管する必要がなく、日常生活の中で無理なく備蓄を続けられます。
また、備蓄した水は一カ所にまとめるのではなく、家の中の複数の場所に分けて保管しておくことも大切です。地震などで一部の部屋に入れなくなった場合でも、別の場所に水があれば取り出せる可能性があります。賞味期限も定期的に確認し、古くなる前に普段の生活で使い、新しいものを補充するようにしましょう。
災害への備えは、「いつかやろう」と思っているだけでは、なかなか始められません。大きな災害が発生したときに慌てないためにも、まずは自宅にどのくらいの水があるのかを確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。
令和8年熊本地震のような大きな地震は、いつ、どこで起こるかわかりません。水は毎日の生活に欠かせないものだからこそ、普段から少しずつ備えておくことが、いざというときの安心につながります。

