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恵みも豪雨ももたらす梅雨

2020/06/01

もうすぐ雨の降り続く梅雨がやってきます。
2020年の梅雨予想は、全国的には、平年よりも早い梅雨入りとなる一方、短期間で終わるのではないかと言われています。
5月31日には、四国の梅雨入りを発表されましたが、昨年より26日早く、5月の梅雨入りは2013年以来7年ぶりとなるそうです。
気になる雨量は平年並みか少し多い予想が立てられていますが、前線が停滞する日が多くなると予想され大雨に警戒したいところです。

そんな梅雨。
ジメジメした日が続く季節になりると、仕事でもプライベートでも外に出るのが気が重くなり憂鬱な気分になりがちですが、
意外にも梅雨がもたらすメリットがたくさんあります。

まず「水不足」です。
農作物の成長はもちろんのこと、雨に埋もれた落葉が腐敗して腐葉土になり、土壌を豊かにし、その栄養分が川に流れ出し、川や海のプランクトンに、そのプランクトンを食べて魚が成長します。
このように自然への恩恵は計り知れません。

また"雨が落ちる“しとしと”という音は、リラックスの効果があるそうです。
この雨音の心地よいリズムが自然と心を落ち着かせ、脳内の集中力がアップします。
仕事の生産性が晴れの日よりも高まるので、デスクワークやテレワークにも最適ですね。

そして美容にも良いとされています。
お肌にいいとされる湿度は65%。梅雨どきは常にこの湿度を保っている日が多いため、老化の原因となる乾燥を防いでくれます。

また雨により、町中にマイナスイオンが広がります。
マイナスイオンとは、空気中に含まれるわずかな電気を帯びた分子集団のことを言いますが、血液の浄化作用、細胞の臓活作用、抵抗力の増進作用、自律神経の調整作用など4つの作用があり人の健康を積極的に助けてくれる事がわかっています。
鎮静・催眠・制汗・食欲増進・血圧降下・疲労防止・疲労回復などの相乗効果も期待できます。

雨音に耳を傾けて、心を落ち着かせ自然を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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