備蓄水
2021/11/01
大規模地震や水害などの自然災害によりライフラインが寸断されてしまったら・・・被害が広範囲に及ぶと、各家庭に水が行き渡るようになるまで数日、またはそれ以上の時間がかかってしまう場合もあります。
その際に、真っ先に必要になるのが水。
飲料水はもちろんのこと、食事の準備やトイレ、洗濯など欠かせない水を自分たちの力で生活できるよう防災対策として備蓄しておくことが重要です。
私たちの身体の6~8割を占める水は、生命を維持する上でたくさんの重要な役割を担っています。
水分補給を怠れば、あっという間に水分不足の状態になり、様々なトラブルを引き起こす原因となり、悪化すると生命を脅かす恐れもあります。
体重の約2%の水分が失われただけで、喉の乾きや食欲低下などが現れ、約6%まで及ぶと頭痛やめまいなどの症状に襲われると言われています。
そこに極度の緊張状態が続く災害直後は、疲労やストレスの蓄積により誰もが体調を崩しやすくなっていますので、飲料水の備蓄が生命を維持する上で大変重要な要素になると言っても過言ではありません。おおよど大人1人につき、1日2~3Lの飲料水が必要と言われています。
長期間保存が可能な水が便利ですが、水道水をペットボトルに入れて保管する場合は、蓋をして2~3日を限度に入れ替えするのが望ましいです。
万が一、ライフラインが寸断されても途切れなく水分補給ができるよう、できるだけ新鮮な水を保管しておきましょう。