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清涼飲料水

2021/12/01

皆さんがよく耳に、そして口にするこの清涼飲料水ですが飲み過ぎには注意が必要です。

清涼飲料水とは、乳製品類とアルコール飲料以外の、炭酸飲料、果実飲料、野菜飲料、コーヒー飲料、茶系飲料、ミネラルウォーター、スポーツドリンク、乳性飲料(乳固形分3パーセント未満のもの)、機能性飲料などの総称だと言われています。

なぜ飲み過ぎに注意が必要かというと、コップ1杯の清涼飲料水に含まれる糖分をスティックシュガーに換算すると下記になるからです。

■炭酸系の清涼飲料水:約7本

■オレンジジュース(果汁100%)約3本

実に、このように多くの糖分が含まれていて、さらには清涼飲料水に使用されている砂糖は、消化吸収が早く血糖値が急速に上昇します。なので血糖値が高めの人はあまり好ましくない飲み物でもあります。 最悪の結果、肥満や糖尿病をはじめとする生活習慣病の原因にもつながります。

昨今の流行で、人口甘味料を使用した0kcal(ゼロキロカロリー)の清涼飲料水が販売されていますが、こちらも通常の商品に比べてエネルギーや糖分は少ないものの、厳密には100mℓあたり5kcal未満のエネルギーを含んでいますのでやはり飲みすぎには注意が必要です。

そして水そのものは、清涼飲料水ではなくミネラルウォーターなどと呼ばれます。

ミネラルウォーターの定義は、水のみを原材料にしているかどうかです。 また「ミネラルウォーター」も農水省のガイドラインで、細かく分類されていて「ナチュラルウォーター」は、地下水を原水として、沈殿、濾過、加熱殺菌以外の処理を行っていないもの。「ナチュラルミネラルウォーター」は、「ナチュラルウォーター」のうち、鉱化された地下水(鉱水)を原水とするものと決められています。 上記に当てはまらない「ミネラルウォーター類」は、「飲料水」や「ボトルドウォーター」と表記されています。 コンビニ等で買い物される際は、是非成分をチェックしてみてください。

またミネラルウォーターに含まれる3大電解質であるナトリウム、カリウム、マグネシウムは、全体的な健康や体調管理に大きな役割を果たしていると言われています。 これらの栄養素は血圧や筋肉の収縮を整えたり、血行の改善にも役立つという研究結果も多く出ていますので清涼飲料水が大好きな方は、少しずつ健康を意識してミネラルウォーターを多く摂るようにしてみてください。

ただ清涼飲料水の原料の中でも、水は欠かせないものです。 こだわりの美味しい水でつくられる製品等もありますので、いろいろと成分をチェックしてお気に入りを探してみてください。

 

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