マスク熱中症を防ぐために水分補給を
2022/05/02
新型コロナウイルスはまだまだ鎮静化には至らず、今後も引き続きの感染予防対策が必要となります。
感染拡大を防ぐために、「新しい生活様式」として、一人ひとりが感染防止の3つの基本が下記です。
1.身体的距離の確保
2.マスクの着用
3.手洗いや「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等
中でも2のマスクの着用が求められるようになって「マスク熱中症」という言葉が生まれてきています。
厚生省よりは、マスクの着用について下記のようにまとめられています。
マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用をお願いしています。
ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。
これが「マスク熱中症」と呼ばれているものです。
マスク熱中症にならないように下記が求められています。
・適宜マスクをはずしましょう
気温や湿度の高い中でのマスク着用は要注意で屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合には、マスクをはずしましょう。
・暑さを避けましょう
エアコンを利用する等、部屋の温度を調整しながら換気を確保しましょう。
暑い日や時間帯は無理をせず、涼しい服装にする
・こまめに水分補給しましょう
のどが渇く前に水分補給しましょう。 1日あたり1.2リットルを目安に大量に汗をかいた時は塩分も忘れないようにしましょう。
国は、マスクを着用することで、身体に負担がかかることがあると警告しています。
そしてマスクをしていると覆われている部分に湿気があるので、マスクをしていないときよりも、のどの渇きに気づかないことが多くなるそうです。
つまり、のどの渇きを感じた時は、すでに体内で水分が不足し始めているのす。
そのため、知らないうちに脱水状態に進行してしまう危険があります。
熱中症や、それにつながる脱水状態を防ぐ手段として一番有効なのが、こまめな水分補給です。
水分補給を心がけこれから来る暑い季節に「マスク熱中症」を防ぐ努力を行いましょう。