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日本人の主食「お米」にいいお水とは?

2017/01/09

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私たち日本人にとって欠かせない主食と言えば、やっぱり「米」ですよね。

一般の家庭の定番である白米や、最近では健康志向の為にあえて糠をとらない玄米、赤米、黒米といった雑穀米など、日本人は多岐にわたりお米とともに歩んできました。

その反面、お米を磨ぐ水は、水道水は他国よりも水質基準が厳格ではありますが、カルキがでるなど不満に思われる方も少なくありません。

では、どんな水が合うのか、水道水はあまり使用できないのか、調べてみました。

 

1.水の条件に欠かせないもの

 

お米は通常、内部水分14%以内まで乾燥されていることが多いです。

その為、水につけた時も重要となってきます。

もしも、臭いのある水を使用した場合、その臭いがついてしまい、果ては食味にも影響を及ぼし、せっかくの食事が台無しになってしまいます。

また、炊き上がりにも影響してきます。そこで、以前ご紹介した硬度を交えて説明していきます。(硬度の記事はこちらから。)

まず、結論から申し上げます。お米に最も適した硬度は、軟水です。
(軟水とは、一般的には硬度100以下の水の事です。)

お米を磨いだり、炊いたりしたお米は、ふっくらと軟らかく仕上がります。

一方、硬水でお米を炊いた場合、カルシウムがお米の繊維やペクチンと結合することにより水の吸収を妨げてしまい、

ご飯がパサパサになってしまいます。また、硬水には臭いのあるものもあり、お米に臭いがつくこともあります。

なので、軟水がお米を炊くには最も効果的なのです。

 

2、ミネラルウォーターを使用してもいいのか?

 

もちろん、使用するには非常にいいと思います。

しかし、ミネラルウォーターを使用する場合、全てに使用していたら大変なコストがかかってしまいます。

そこで、最も効率的な使用方法を紹介します。

①最初のお米につける水を軟水のミネラルウォーターにします。

②次にお米を磨ぐ水に水道水を使用します。

③最後にお米を炊く水を軟水のミネラルウォーターを使用します。

そうすれば、ミネラルウォーターばかり使用せず、コストも抑える事ができます。

以上は日本のお米に適したミネラルウォーターの使用方法を紹介しましたが、他にも紹介します。

硬水はお米には合わないといいましたが、軟水と硬水の中間である中硬水は別のお米料理に合うのです。

例えば、お米がパラパラになってほしい料理(炒飯やパエリア、ピラフなど)には中硬水が適しています。

中硬水は、日本でもさほど多くない水源ですので、お近くの水源があれば是非とも水を採取されることをおススメします。