水は腐るの?今さら聞けない水の基礎知識。
2018/03/01
ある日のこと。
友達から
「水って腐るの?」
というとてもシンプルな質問をもらいました。
結論から言うと、純粋な意味で水自体は、基本的には腐りません。
しかし、
・ペットボトルの飲み物を放置してたら腐ってた
・コップの水が腐ってた
等など
実際に腐ってる?水を見たことがある人もいるかと思います。
そこで水の本質的な事を調べてみました。
まず、水は「無機質」です。
「有機質」とは炭素(C)を含むもの
「無機質」とは炭素(C)を含まない
です。
水は水素原子(H)2つと酸素原子(O)1つで構成されていて、化学式が「H2O」ということはみなさんもご存知ですね。
ちなみに、H2Oの結びつき方は「水素結合」といいます。強い結合力があり水は化学的に安定した物質です。
腐るということは、実は有機物かどうかが関係しています。動物性、植物性にかかわらず腐るということは細菌が働き状態が変化しておこることです。
生物ではない水(その要素がない)は、腐敗していくという現象はおこりません。
では、なんで腐ったような水が実際あるの?
感の良い方はわかられていると思いますが、ペットボトルなどは、開封することにより、口をつけて飲んだり、外と接せることで雑菌が発生したりします。
また、水道水もおいたままにすると雑菌などがはいって変化の原因になります。
【まとめ】
水自体は腐らない。
水に溶け込んだもの、環境が腐る?腐らない?の現象を起こす。