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水滞とは…!?

2018/10/01

一般に、「水を飲むことは体に良い」といわれます。
私たちの体の約60~70%を占めるといわれる「水」。水は、摂取することで養物を全身に巡らせ、体温調節を行う重要な役割を担っているからです。

先月は水の飲み過ぎによる「水中毒」のお話をしましたが、「むくみ・冷え」も体と水の関係で引き起こされる不調のひとつです。
「むくみ・冷え」の症状が気になる人は「水滞」かもしれません。

「水滞」とは漢方において「水分の代謝が悪く、体からの水の排出が停滞している状態」のことです。
体の中に水分をため込んでしまってい、さらに血流が悪くなることで体が冷え、さらに水分代謝が低下してむくみが発生してしまうのです。

「水滞」の症状が出ないようにするには水分を取り過ぎないことが大切です。
水の代謝を促す食べ物を積極的に食べることも忘れずに!
生姜や小豆、大豆などがおすすめです。
また、体を冷やさない、筋肉をつける、日頃の生活習慣にも気を付けましょう。

syougadaizu