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噴水について

2019/10/01

公園や、広場、商業施設に学校、あらゆるところに建設されている「噴水」。
ライトアップされたり、音楽に連動して吹き上げたり、人を楽しませる演出も多くありますね。

今回は、水を使って、人々の目を楽しませる噴水の起源を少しだけご紹介します。

噴水の起源は、なんと、メソポタミア文明だと言われています。
バビロンの空中庭園のように、水をくみ上げて流す技術はずっと古くからあるのです。
また、ローマ神話にも「ユトゥルナ」という噴水や泉を司る女神がいます。
ヨーロッパの噴水で神話の神々がモチーフになっているものが多くあるのは、そのせいかもしれませんね。

日本最古の噴水は文久元年(1861年)に作ったもので、兼六園にあります。
加賀藩藩主、前田斉泰の命によるものです。
人工的な動力は使われいない、逆サイフォンという仕組みを利用しています。

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