水を飲まない動物?
2019/12/01
水はあらゆる生き物の生命の源。
私たち人間も、動物も、虫や魚たち、植物。
あらゆる生き物が水の中に生きるか、水を摂取して生きています。
しかし、なんと「水を飲まない動物」が存在する?というのです。
その動物の名前がそのまま「水を飲まない動物」という意味なのですが、皆さんはご存知ですか?
その動物のは前は、実は「コアラ」。
先住民族アボリジニの言葉で「水を飲まない動物」という意味なのだそうです。
実際にコアラはほとんど必要な水分をユーカリの葉から摂取し、あまり水を飲まないのだそうです。
また、ユーカリの葉には毒素が含まれているのでですが、これを分解・消化できる動物はコアラだけなのだそう。
何て不思議な動物なんでしょう。
しかし、コアラはユーカリから水分をとっているだけで、水分が必要ないわけではありません。
乾燥したユーカリからは水分が取れないので、ブッシュファイヤー(オーストラリアで発生する山火事)の後などには、水を飲もうとしているコアラをダムなどで救出することがあるとのことです。