アスリートの水分補給
2021/08/02
【東京オリンピック2020】が開幕しました。厳しい練習を重ねてきたアスリート達が東京を舞台に繰り広げる様々なドラマや競技の迫力と感動を連日、伝えてくれます。
そんなアスリートにとってトレーニング中の水分補給は熱中症予防やパフォーマンスを落とさないためにも大事なことで、一日を通して水分補給を欠かしません。そして体の水分量はコンディションに大きく影響すると言われており、一番最適なコンディションを保つには、運動前後の体重の減少量(脱水量)を2%以内に収めることがベストだそうです。このようにアスリート達は、ライバルに勝つために日々、緻密に計算しながら適切な水分を摂取しています。(水の温度まで管理している選手も多いそうです)
また筋肉の65%は水分だと言われており、筋肉を大きくするために水分量を多く摂取したりもします。同時に、高タンパクな食事を日常的に摂取しますが、この高タンパクな食事によって生み出される老廃物があるそうです。水を飲んでこの老廃物を排出しないと、腎臓へのダメージが徐々に蓄積され、機能の低下をもたらしてしまう可能性があるので、水の存在がすごく重要になってくるそうです。
スポーツジムに行くと、ペットボトルに入ったミネラルウォーターを持ち歩きながらトレーニングしている人をよく見かけますよね。これは、このようにカラダ作りの効果を高めて、腎臓の働きを助けるために、トレーニング中に水を飲み対策をしているのが理由なのです。水とスポーツは密接な関係だと言うことがよくわかります。
それでは私達は、運動時にどれくらいの水を摂取するといいのでしょうか。こちらを目安にしてください。
■運動開始2時間前にミネラルウォーター(水)をコップ2杯
■運動開始30分前にミネラルウォーター(水)をコップ1杯
■運動中は15分~20分おきにミネラルウォーターをコップ1/2~3/4杯
■運動後15分以内にミネラルウォーターをコップ1~2杯
暑い夏、しっかりと水分補給をしながら、アスリート達に大きな声援を送りましょう。