夏のむくみを防ぐ水分の取り方
2022/09/01
「むくむから水分を取るを控えよう」なんて考えている方、実際に多いのではないでしょうか?実は、水分を取らないことで、余計にむくみやすくなってしまうケースがあることをご存知ですか?
それでは、むくみが気になる場合、どのように水分を取ればいいのでしょう?
むくみとは、体内の余分な水分や老廃物が皮膚の下に溜っている状態のことを言います。
このむくみのほとんどが病的なものではなく、体質や生活習慣によるもです。
人間の体のおよそ60%は水分で、そのうち40%は細胞内(細胞内液)に、20%は細胞外(細胞外液)というふうにわかれます。
この20%の細胞外液は、血液が5%、細胞と細胞の間にある水分が15%の割合で成り立っています。
これらが毛細血管を通じて行き来して、細胞に栄養を届けたり、老廃物を除去する働きを行っています。
しかしこの体内の水分の割合のバランスが崩れることにより、組織と細胞の間に余分な水分が溜まってしまい、むくみが発生するのです。
意外なことに、割合バランスが崩れる原因の多くが、水分不足です。
バランスを保つため、そしてむくみを予防・解消するためには、量や飲み方、飲み物に気を付けて水分補給を行う必要があります。
一度に大量の水を飲むと一時的に血液中の水分量が増加し、むくみが生じやすくなります。
一回にコップ一杯程度の水をこまめに飲むよう習慣を付けましょう。
1日7~8回程度に分けて水分補給を行うのがおすすめです。
また、就寝直前にたくさんの水分を摂ると、体内に水分が溜まってむくみが生じることが多いと言われていますので就寝前は控えましょう。
ただ発汗によって体内の水分が不足する危険性もありますので、気をつけてください。
他にも以下のようなことが影響すると言われています。
● 塩分の過剰摂取
● ストレス
● タンパク質不足
● 体の冷え
● 運動不足
● 長時間同じ姿勢でいる人
日常の生活も気をつけながら、正しく水を飲むことが一番、大切なのです。
しっかりと守り、むくみを防止しましょう。