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ペットの飲み水、どうしたら良い?

2023/06/01

ペットにとって水分補給はとても重要です。

では、大切なペットにはどんな水を飲ませるのが良いのでしょうか。

◆ペットに適した水は?

①清潔な水を用意しよう

ペットにとって一番重要なことは「清潔な水」を用意してあげることです。

犬や猫などの場合は、あまり水分補給をしないと、脱水症状や熱中症になってしまう可能性があります。

つい、「足りなくなった分の水をお皿に足せばいい」と考えがちですが、水を交換する際はお皿もキチンと洗うようにしましょう。

犬や猫はお皿に舌を入れて飲むので唾液や細菌が水に混入してしまい、水が清潔ではなくなってしまいます。もし、そのお皿に追加の水を継ぎ足してしまっては、細菌が繁殖した水に清潔な水を混ぜることになり、本末転倒になってしまいます。

また、床に近い場所に飲み水のお皿は置かれていることが多いので、ほこりやゴミなどが入ってしまいます。

ペットは自分で水を用意することができません。ぜひ、ペットの代わりに飼い主さんが定期的に水を入れ替え、清潔な水を保てるよう管理してあげましょう。

 

②水道水?ミネラルウォーター?

ペットに与える水は軟水が適しています。

日本の多くの地域の水道水は軟水なので、水道水はペットの飲み水に向いています。

しかし、一部地域では硬水の地域もあるので、住んでいる場所の水の成分について予め調べることも重要です。

ミネラル成分を多く含む、地下水などを飲ませると、ミネラル過多で尿路結石などのリスクが高まってしまいます。

また、ミネラルウォーターを使用する場合もペットに負担のない水を選ぶようにしましょう。

 

③ウェットフードをあげる

ペットの中にも水分補給が苦手な子もいます。

そんな時はウェットフードがおすすめです。

ウエットフードとは水分含有量が75%程度のフードで、缶詰やパウチに入っています。ドライフードに比べると十分に水分補給を行うことができます。

しかし、価格的にはドライフードよりも高価なので、ぬるま湯やスープをドライフードにかけてふやかしてからあげるのもおすすめです。

 

◆まとめ

これから暑い日が増えてくる季節になってきました。

ペットは喉を潤すだけでなく、体温を下げるために水を飲むこともあります。

大切なペットといつまでも健康で暮らすためにも、ペットにあった清潔な水がいつでも飲める環境づくりを心がけてくださいね。