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コップ1杯の水が静電気対策に?

2023/12/01

冬の訪れと共に、私たちの日常に忍び寄る「静電気」。洋服を脱いだ時、ドアノブに触れた時など不意に「パチッ」とくるショックは、小さな不快感をもたらします。

私たちはスプレーやブレスレット、キーホルダーなどさまざまな方法で、その不快感を和らげようと努めてきました。

しかし、意外と感じるかもしれませんが、実は静電気を和らげるのに「水」が効果的な手段であることが知られています。

そこで、今回のコラムでは「静電気」と「水」の関係について深掘りしていきます。

◆室内を乾燥させない

乾燥した環境が作られると静電気が発生するため、部屋を加湿することも静電気対策の1つと考えられています。

静電気が起こりにくい湿度は40〜60%と言われています。湿度が40%未満、特に20%

以下になると空気が乾燥し、静電気が起こりやすくなります。

室内を乾燥させないためにも、加湿器の使用や、濡れた布での拭き掃除、室内に洗濯物を干すなど、乾燥した環境を作らないように努めましょう。

また、湿度が約60%を超えてしまうと、今度はカビの発生の原因となってしまいます。

しっかりと部屋に湿度計をおいて、定期的にチェックしながら、必要に応じて加湿して静電気が起きない環境づくりをこころがけてみましょう。

静電気対策には1杯の水が効果的?

乾燥した空気は電気を通しにくく、その結果、静電気が身体に溜まりやすくなります。

特に就寝中、室内の乾燥や寝返りによる布団やシーツとの摩擦の影響で静電気が溜まってしまい、朝起きた時に「パチッ」と感じることもあります。

実はこのような状況での静電気の発生は、就寝中に体内が水不足になってしまうことに関係しています。体内の水分が減少すると、肌が乾燥し、静電気が発生しやすい環境が整ってしまいます。そのため、朝起きた時に1杯の水を飲むことを意識するだけでも静電気の1つの方法になるのです。

また、シャワーや入浴をすることでも肌の乾燥や体内の水不足を防ぐことができるので、ぜひ試してみてください。

◆まとめ

いかがでしたでしょうか?

乾燥した季節は静電気が起こりやすくなりますが、適切な湿度管理や水分補給に気をつけることによって、静電気が起こりにくい環境を作り出すことができます。

また、コップ1杯の水や入浴することで身体の水分バランスが整い、静電気対策の1つとなります。

静電気はちょっとした工夫で、確実に減らすことができるのです。

ぜひ、身近な「水」をつかった静電気対策を日常生活に取り入れて、快適な毎日を過ごしてくださいね。