水無月
月日が流れるのは早く・・・新緑に包まれた5月も終わって、もう6月になりました。旧暦では、和風月名(わふうげつめい)と呼ばれる月の和風の呼び名を使用していましたが、6月の異なる異称として広く知られているのが「水無月(みなづき)」です。
これから梅雨で雨の降りやすいにも関わらず、なぜ「水が無い」と呼ぶのか不思議に感じたことはございませんか?
この「水無月」という呼び名の由来は諸説あるようですが、有力視されているのが『田に水を引く(入れる)水の月=水無月』というものだそうです。今まで水の無かった田に水を注ぎ入れる頃という意味となります。この時期の雨は稲が実を結ぶために重要なものであるため、豊作を願う人々の思いがこの呼び名に表れている、ともいわれています。
ここで言う「無」は「無い」ではなく、連体助詞「な」という意味で、現代語に置換えると「の」にあたるそうです。それで、水無月=水な月=水の月という意味で使われているとのことです。他にも「水月(みなづき・すいげつ)」「水張月(みずはりづき)」と呼ばれることもあるそうです。
また日本では古くからこのような季節や暦と和菓子が密接な関係をもっています。
6月の旬の食材である稚鮎をかたどった「和あゆ」という菓子や、季節の花である紫陽花を模したお菓子などもありますが、「水無月」と同じ名前の和菓子「水無月」がとても有名です。和菓子の本場、京都では特に親しまれていて、京都人の中には「これを食べずに6月は越せない」という人もめずらしくないということです。氷に見立てた三角形のういろう生地に、小豆をのせた和菓子で、気払い・厄払いにも良いとされています。
ちょっと一息、美味しい水と一緒に「水無月」を召し上がってみませんか?

おすすめの水中ウォーキング
長引く自粛、ストレス発散や健康のために「何か運動を始めようか」と思う方も多くいらっしゃるかと思います。おすすめは、「水中ウォーキング」。特別な技能や経験がなくても取り組むことができる上に、プールで運動することによる特有のメリットもあります。
何と言っても、水中ウォーキングは、普通の陸上ウォーキングと同じで有酸素運動になりますし、水の抵抗を体全体で受けるため、陸上のウォーキングより大きな脂肪燃焼に繋がるという利点があります。なんと水中の抵抗は陸上の10倍になるとも言われているので、普通のウォーキングに比べて多くのカロリーを消費することができるのです。水の抵抗によって筋肉により大きな負荷がかかりますが、その負荷に対抗して歩くことで、普段使わない筋肉が刺激され、筋肉量も増加、さらには水圧がかかるため血液の循環が良くなり、普段よりも血行が促進されるとも考えられています。このように体に良い効果をもたらします。
水中ウォーキングは30分〜1時間行うことを目安にすると良いと言われています。感染症が気になる方も多いかと思いますが、一般的にインフルエンザウイルスなどは水に弱く、プールなど湿度50%以上の環境下では不活化する傾向にあると言われているようです。スポーツ庁も、水泳授業に関しての通達で「プール水の遊離残留塩素濃度が適切に管理されている場合においては、水中感染のリスクは低いと指摘されている」と発表しています。
ただやはり「手洗いや消毒」と「運動前や運動中などの水分補給」はこまめにするようにしましょう。

水まわりの「水垢」
浴室の鏡やキッチンのシンクや洗面所などの水まわりの「水垢」気になりませんか?ちゃんと掃除しているはずなのに、どうして水垢ができてしまうんだろう?とお悩みの方も多いと思います。
もともとはただの水道水。こんな透明な水がこんな汚れになるなんてと思われるかと思いますが、水道水にはカルシウムやマグネシウムといったミネラル成分が含まれていて、これらが水垢の原因になります。
水道水が蒸発したあともこれらのミネラル成分だけが残り、濡れて蒸発するを繰り返すことでどんどん積み重なって、白いウロコ状の目に見える水垢汚れに変化していきます。
そういった水垢には、「酢」や「クエン酸」を使うことが効果的です。
酢を使う場合はスプレーボトルに1:1の割合で酢とお水を入れ、よく混ぜて使用してください。
クエン酸の場合は、水200ccであれば小さじ1程度入れるのが基本の割合と言われています。
どちらも使用後は雑巾などで水気を拭きとりましょう。
それでも落ちない水垢に対しては、研磨効果のある重曹を使いましょう。
ゴシゴシこすることで、落ちきらなかった頑固な水垢も落とすことができます。
気づいたときにはこまめにお掃除することをおすすめします。

「水」を含んだことわざ
世の中にはたくさんのことわざがありますが、その中には「水」を含んだことわざもたくさんあります。知ってるようで知らない「水」を含むことわざをチェックしてみたいと思います。
ことわざ1『流れる水は腐らず』 水たまりの水や、よどんでいる水とはちがい、いつも「流れている水」は腐ることがない、といういう意味です。
この「流れる水」は、「少しずつでも努力し、前進していくこと」を意味しています。結果が出なくても、思い通りにならなくても、少しずつでもいいから前進していくことが大切であせらずに努力を続けていくことを行えば、「気持ちが腐ることはない」という素敵なことわざですね。
ことわざ2『水に流す』 過去のわだかまりや悪い感情を水に流すように一掃し、とがめないという意味です。
太古の昔から日本では、邪悪を川などで清め流してきたことに由来してしており、清らかで豊富な水に恵まれてきた日本独特の思想とも言われています。
ことわざ3『春の雨は貴(おと)きこと油のごとし』 中国の古いことわざなのですが、 当時、中国にて油は日常生活で非常に貴重な物でした。その油と同じ価値を持つ春の雨は、農民にとってその年の収穫を左右する大切なものであったことを意味しています。科学がどんなに進歩した今でも、春の雨の大切さは、変わることはありません。

「彩都の水」に含まれている注目のメタケイ酸て何?
「彩都の水」にはメタケイ酸が豊富に含まれています。泉質名としてはあまりなじみのない言葉ですが、最近では、この成分の研究が進められており、とても注目を浴びています。
簡単に言ってしまうとメタケイ酸とは、温泉に含まれている天然の保湿成分のことです。
しかも飲料水として利用できる水はたいへん貴重なものと言われています。
「メタケイ酸」が注目を浴びる理由として下記のような効果があると言われています。
■天然の保湿成分がたっぷりで肌に良い
■肌の新陳代謝を促進する
■コラーゲンの生成する働きがある
■毛髪や爪を強くする
■皮膚の老化の抑制する
■胃の粘膜を修復する作用がある
■コレステロールを排出しやすくする
■動脈硬化を和らげる効果がある
このように美容成分はもちろんのこと、健康成分も大きな要素がある成分が豊富に含まれている「彩都の水」は癖がなく、すごくマイルドで美味しい水です。ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。

⛄臨時休業のお知らせ⛄
寒波の影響をうけ吐水口凍結対策を講じておりますので、2021年1月8日(金)・9日(土)は臨時休業とさせて頂きます。日頃よりご飲用頂いておりますお客様にはご迷惑をお掛けしますが何卒よろしくお願い申し上げます。
福茶
お正月や新春には「福茶」もしくは「大福茶」と呼ばれるお茶をいただく習慣が残っています。主に関西でよく見られるもので、他の地域では少し珍しい習慣かも知れません。
この「福茶」は、昆布と梅干しのいずれか、あるいは両方が入ったお茶で縁起ものと言われています。
また節分の際にも、上記に豆まきに使った豆を三粒ほど入れ飲んでいる場合もあります。
実は、歴史はとても古く946年当時、在位した村上天皇が毎年お正月に梅干し入りのお茶を飲んだことから広まったと言われています。
当時、天皇が一服するお茶ということで「皇服茶」と呼ばれていたようです。
縁起物としてはもちろん、お酒を飲みすぎた時にも「福茶」はおすすめです。
ミネラルたっぷりの昆布と、胃腸を守る梅干しが、二日酔いや、飲みすぎ・食べすぎに大きな効果があります。
特別な製法やレシピはなく、煎茶に昆布と梅干しを入れるだけです。
お好みの分量や配合を追求してみたりと、各家庭ならでは「福茶」を楽しんで見つけてください。
縁起物として飲む場合は、1年の無病息災をお祈りしながらいただきましょう。

野外活動に欠かせない大切な水
新型コロナウイルスの感染リスクを考え、混雑しそうな場所は避け、野外活動(キャンプや登山など)を行う人が増えてきました。野山などは「3密」になりにくく、自然に囲まれてリラックスできるということもあるようです。
様々な準備物が必要になりますが、中でも水は登山やキャンプにおける基本装備の一つです。
水がないだけで体内は水分不足に陥り、低体温症を招いたり、登山するにも力が出ないといった事になりかねません。
このように山では水は欠かせないものですのでしっかり常備持参したり、水場スポットを調べておくことは重要です。
雪山のキャンプでしたら、雪を溶かして水を作ることもできます。
この場合、まずは出来るかぎり、綺麗な雪を探すことから始めましょう。
この時は、足元にしっかり気を付けて、少し登山道から外れた安全な場所で雪を掘るのがポイントです。
そして雪をバーナーなどで溶かします。雪の中には自然界の不純物が多く混じっていますので溶かす途中でスプーンなどで取り除いてください。小さいものはコーヒーフィルターなどを使い、ろ過するとばっちりです。
これで水ができあがります。
冬は水場が凍って使えないことや想定外の山行時間で、水場のある場にたどり着けないなんてことも多々あります。
水をしっかり常備して、安心安全な野外活動を行ってください。

冬における植物の正しい水やり
秋に澄み渡った水は、寒さが増してくるにしたがいより磨きがかかり、研ぎ澄まされていく。暖かい時分の水は、生命の輝きを放っているが、冬のそれは命を脅かす厳しさを持っている。
(中村草田男 「長子」より)
冬の寒さの中に厳しさが有ることが、容易に想像できる有名な一節です。
私たちはもちろんのこと、植物達にとっても過ごし難い季節になります。
よく冬の霜がおりた朝、植物の葉には氷がついているのを見かけませんか?
実はこれ、細胞の内部が凍ってしまうことを防いでいるケースもあるのです。
氷点下の冬を過ごす植物は、体内の凍結を回避したり、あるいは凍結しても生きられる強さを持っている一面があります。
それでも気になる冬の水やり・・・どのようにすれば良いのでしょうか。
■水やりは、土の表面が乾いたら行うことが基本です。
■乾いて2~3日たってからの午前中に与えます。
※水やりは頻度が多いと、根を腐らせるます。
※夕方以降の水やりは夜間の冷えにより、凍る可能性もあるため避けてください。
※観葉植物は水やりとは別に霧吹きで葉に水分を与えてあげましょう。
■水やりの水は15度くらいが適温です。
※汲み置きして常温にするなど工夫してみてください。
水やりに時に神経質になる必要性はほとんどありません。
植物の種類によって耐えられる温度や育て方は異なりますが、基本に注意して、植物の冬越しを行いましょう。

お米を美味しくする水
海の幸、山の幸・・・ついつい食べ過ぎてしまう「食欲の秋」ふっくらやわらかくて粘りがあり、格別のおいしさを感じられる新米収穫のシーズンです。
私たちの主食であるお米。
実は、お米を研ぐ際に1番最初に使用するお水がご飯の美味しさを左右すると言われています。
乾物であるお米は、水につけた瞬間にお米が吸収できる水分のうちの7割程度を吸い込んでしまうのです。
なので研ぐ際に最初に使用するお水に、彩都の水、ミネラルウォーターなどを使用してみてください。
ポイントは最初に使用する水なので、2回目以降の研ぐ水は水道水でも構いません。
たったこれだけで新米も、いつものお米も、よりおいしく炊けるようになります。
さらに、こだわるなら、お米を炊くときも彩都の水やミネラルウォーターなどを使用するとよりベストです。
また、入れた後すぐに炊かずに30分ほどお米を浸水させると、水分がお米にしっかりと吸収され、お米の中に水が浸透しやすく、さらにふっくらと炊き上がります。
「彩都の水」なら長時間保温すると出てくる黄ばみを温泉成分により抑える効果もあります。
是非、試してみてください。
