雪の結晶
冬、北の地域ではたくさん降り積もる雪。
福岡に住む私たちには年に数度、うっすらと積もるだけでも、何となく心がウキウキとしてしまうものですね。
(通勤通学の影響や、屋外でのお仕事は大変かとは思いますが....)
今回は「水」のかたちのひとつである、「雪」についてのお話です。
雪の結晶は綺麗な六角形です。
基本的にはほとんどが、六角形をしています。
なぜ六角形に決まっているのでしょうか?
それは、水分子が雪の結晶をつくる構造に理由があるのです。
温度低下で起こる、空気に水が溶ける濃度を超えた状態を過飽和といいます。
この過飽和の状態になった水蒸気を含む空気は、ごく細かいチリ等を芯にしながら水分子が気体から凝結して固化します。
すると、氷の粒が生まれます。
氷の粒が集まり、固まっていくときの水素結合と呼びます。、
温度が-15℃前後、湿度110以上の条件で、氷は平面的(酸素の周りの3つの水素が等価になり、結合の角度が120度であるため)に水素結合します。
すると典型的な星状の六角形の結晶ができます。
落下中にさらに結晶がさらに大きくなり、雪となります。
-12℃や-18℃の前後だと六角板に、-8℃では針状に、-20℃以下では六角柱となるなど、温度や湿度によって結晶の形が変わります。
こんど雪が降ったら、ぜひ溶ける前に結晶を見てみてくださいね。
新年、明けましておめでとうございます。
新年、明けましておめでとうございます。
旧年中はひとかたならぬご厚情をいただきありがとうございます。
本年も、更なるサービスの向上に努めて参ります。
より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。
「原水」の種類
市販されるミネラルウォーターにもさまざまな種類がありますが、今回は「原水」の種類についてのお話です。
農林水産省が定める「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」によると、ミネラルウォーター類の主な原水は7種類となっています。
1・浅井戸水
浅井戸(地下20メートル地点までに存在する、岩盤のような水を通さない、または通しにくい層までの長さに掘られた井戸)からポンプなどで引き上げた地下水のことです。水を通さない層(第一不透水層)の上は軟らかい地層で大きな圧力がかからないので、不圧地下水または自由地下水とも呼ばれます。
2・深井戸水
深井戸(通常30メートルより深く掘ってある井戸)から引き揚げた地下水、または浅い不透水層(第一不透水層)と、それより深いところにある不透水層に挟まれた地下水のことです。上下の不透水層から圧力を受けるため被圧地下水とも呼ばれ、安定した温度や水質が特徴です。
3・湧水(ゆうすい)
自然に地上に湧き出てきた水を指します。人工的に掘削を行った場合でも、ポンプなどで引き上げることなく自然に湧き出てきた場合は湧水と呼ばれます。
4・鉱泉水
湧水のうち、ミネラル成分や炭酸ガスを含み、かつ水温が25℃未満の水を指します。
5・温泉水
湧水のうち、ミネラル成分や炭酸ガスを含み、かつ水温が25℃以上の水を指します。
6・伏流水
河川の流水が地面の下へ浸透して流れることでできる、極めて浅い地下水。地中で自然にろ過が行われるため、水質が良く安定しています。
7・鉱水
ポンプなどで取水した地下水のうち、鉱物質を多く含む水のことです。
彩都の水は原水の種類としては、鉱泉水にあたります。
水を飲むメリット
今回のコラムでは、改めて「水を飲むメリット」をお伝えしたいと思います。
1)身体の活性化
身体のに含まれる水分量が減ると、疲労が増加します。
水を飲むことで代謝が上がり、自然と体温も上昇、身体の活性化ができます。
2)脳の活性化
水分が不足すると身体と同じように、脳にも影響があります。
水を飲むと脳が活性化し、頭の回転が速くなり、特に子供に至っては記憶力と集中力を向上させるという研究結果が出ています。
3)便通が良くなる・デトックス
腸は栄養の約80%を吸収する大切な臓器です。この腸を健康に保つためには食物繊維や良質な油とそして水が重要。
さらに体の老廃物を尿として出すためにも、何よりも水分を取らねばなりません。
水を飲み、さらにスポーツなどで汗をかいて老廃物を出すこともお忘れなく!
最後に。
胃腸の弱い方は、なるべく常温で。
良質な水分(もちろん彩都の水はおススメです!)を!
1日の適量は体重[kg]×30ml、こまめに飲んで!
水を飲んで毎日健康で行きましょう!
水滞とは…!?
一般に、「水を飲むことは体に良い」といわれます。
私たちの体の約60~70%を占めるといわれる「水」。水は、摂取することで養物を全身に巡らせ、体温調節を行う重要な役割を担っているからです。
先月は水の飲み過ぎによる「水中毒」のお話をしましたが、「むくみ・冷え」も体と水の関係で引き起こされる不調のひとつです。
「むくみ・冷え」の症状が気になる人は「水滞」かもしれません。
「水滞」とは漢方において「水分の代謝が悪く、体からの水の排出が停滞している状態」のことです。
体の中に水分をため込んでしまってい、さらに血流が悪くなることで体が冷え、さらに水分代謝が低下してむくみが発生してしまうのです。
「水滞」の症状が出ないようにするには水分を取り過ぎないことが大切です。
水の代謝を促す食べ物を積極的に食べることも忘れずに!
生姜や小豆、大豆などがおすすめです。
また、体を冷やさない、筋肉をつける、日頃の生活習慣にも気を付けましょう。
水の飲み過ぎにご注意!
体に必要な水分を補給することはとても重要なことですが、意外に知られていないのは「水中毒」です。
腎臓の利尿速度は最速で1分間あたり16mlで、この速度をオーバーするペースで水分を摂ると、体の中で余計な水分が多くなりすぎるのです。
そうすると、細胞の膨化が起こり、結果血中のナトリウムイオンの濃度が下がってしまいます。
中毒症は、軽度の症状であれば軽い疲労感、頭痛、嘔吐の症状など。
ひどい場合には性格が変動したり、神経過敏、注意力が低下、さらに進むとけいれんや昏睡に陥ります。
精神分裂病に発展したり、最悪の場合は死に至った例もあります。
水分の摂取は体を動かす機会が多い人や肥満ぎみの人は1日2リットル、そうでない人は1.5リットルを目安にしてください。
何事も「ちょうどよく」が健康の秘訣です!
8月1日は水の日!
毎年8月1日は「水の日」、そしてこの日を初日として一週間は「水の週間」です。
水資源の有限性、水の貴重さ、水資源開発の重要性について関心を高め、理解を深めるために、国土交通省の呼びかけで、全国的に実施されています。
平成26年に施行された水循環基本法において定められた記念日です。
この暑さですから、水をたくさん使うこの時期、水の大切さについて考える良いきっかけになりますね。
とはいえ、今年は福岡でも暑さ指数(WBGT)が31度を超える程の猛暑です。
この指数ではプールサイドの気温が40度を超えるということで、公立の小中学校ではプールの開放を中止するように要請が出たほど。
水で遊ぼうにも外気の暑さが許さない、子供たちには厳しく寂しい夏休みですね。
私たちの生活に欠かせない水。
せっかくの水の日ですから、節水を心がけたり、川や森を汚さないように、循環していく水に思いをはせましょう。
そして、日々の生活の中で改めて水の使い方を意識してくことが大切ですね。